次にご紹介するのは、正社員として左都建設を支える渋谷さん。
棟梁の息子であり、一級建築大工技能士の資格を持つ若手のホープです。
入社の経緯と成長
高校・大学と工業系を学び、大手ゼネコンで現場監督を経験。
その後、父の影響で大工の道へ進みましたが、当初は両親から反対もあったといいます。
左都建設への入社を選んだのは、安定した働き方と環境が合っていたから。
「技術はゼロからのスタートだったけど、めちゃくちゃ成長できた」と振り返り、現在は大工技能士の最高位である一級を取得しています。
職場の雰囲気
「少人数なりに楽しいです。上下関係もほとんどありません」と語る渋谷さん。
メンバーは30代から60代まで幅広く、独立性が高いため人間関係のストレスは少ないとのこと。
「優しい人が多い」との言葉からも、居心地の良さが伝わってきます。
仕事のやりがいと難しさ
やりがいを感じる瞬間は「苦労したところができたとき」や「完成してお客さんが喜んでくれたとき」
一方で「一番大変なのは建て方の作業」と語り、体力面・安全面・精神的緊張感すべてを伴うと話してくれました。
台風や豪雨といった宮崎特有の気象リスクへの対応も、難しさのひとつだそうです。

1日の働き方
朝6時に起床し、7時半に出社。
現場作業は8時から始まり、17時には終了します。
「5時で区切りをつける」ため長時間の残業はなく、早く終われば早く帰宅することも可能です。
帰宅後は家事を手伝い、休息を取りながら22時頃には就寝。
休日は家で過ごしたり出かけたりと、特別な趣味はないものの、家庭の時間を大切にしています。
プライベートと目標
「家に帰り着いた時が一番安心する」と語り、1日の終わりに安堵を覚えるそうです。
今後の目標は「“あいつに任せとけば大丈夫”と思われる大工」になること。
初めて主任として担当した家は、強く印象に残る現場だと振り返ります。
現在は禁煙にも挑戦中です。
採用へのメッセージ
「楽しく仕事してくれる人が一番」と話す渋谷さん。
会社としてもホームページやインタビューを通じて職場のリアルを見える化し、若い世代の採用に力を入れています。
「こういう仕事が好きな人やったら、やりがいがあって面白いと思います。興味がある人はいらっしゃい」
未来の仲間へ、温かい呼びかけをしてくれました。