左都建設の現場を支える中心人物、棟梁の渋谷さん。
20年以上の経験を持つ親方として、確かな技術と人柄で現場をまとめています。
職場の雰囲気について
「雰囲気はいいんでしょうね。だからここは長く続いてるんだと思います」と笑顔で語る渋谷さん。
上下関係にとらわれない風通しの良さがあり、誰もが働きやすいと感じられる職場だといいます。長く働き続けられる理由は、この温かい人間関係にあるのかもしれません。

仕事のやりがいと難しさ
加工が難しい曲がった木や丸太材を扱い、精度を出せたときの達成感は格別。
「お客さんが仕上がりに満足してくれる瞬間が一番嬉しい」と語ります。
一方で「自分の感覚とお客さんの感覚が合っているか」が常に大切であり、事前のイメージ共有の重要性を強調していました。
1日の働き方
朝6時過ぎに起床し、8時には現場で作業開始。
10時と15時に休憩を取りつつ、17時で仕事をきっちり終えるのが基本です。
「ズルズルやっても切りがない」と語り、残業をできるだけ避けるスタイル。
作業が早く終われば早く帰れる日もあります。
ただし棟上げなど大きな作業の日は、やはり体力的にも負荷が大きいそうです。
求める人物像
「責任を持って仕事ができる人」「間違ったら間違ったと言える素直な人」。
現場で大切なのは報連相と誠実さ。
加えて「こういう仕事が好きな人やったらやりがいもあるし面白い」と、ものづくりを楽しめる人を歓迎しています。
プライベートと目標
今一番の楽しみは「孫」。
現在2歳の孫との時間。そして新しい孫の誕生を心待ちにしています。
趣味は特にないと話しますが、家族と過ごす時間が一番のリフレッシュになっているようです。
そして目標は「“あいつに任せとけば大丈夫”と思ってもらえる職人になること」
シンプルですが、信頼される仕事を積み重ねる姿勢が感じられました。